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Okuji Toru
「この現場は合格です。」
のひと言で
全てが報われますね。
奥地 徹(1972年生まれ)
2007年5月入社 工事部 現場管理
※高専卒で土木キャリア28年
【資 格】
●1級土木施工管理技士
現在の仕事内容を教えてください。
工専卒業以来約28年間に渡って土木一筋でやってきました。現在の仕事内容は主に土木工事現場の施工管理として、主に発注者への対応や協議書類の作成、工事全体の工程管理をしています。
最近の現場としては、熊野管内の橋脚耐震工事や防災工事、落石対策工事、そして紀宝町井田ウミガメ公園防災拠点の造成工事を行っています。
現在の仕事で難しいところはどんなところですか?
どの工事現場においても、工程を進めていく上でどうしても計画通りにいかない場面がいつも一つや二つは必ず出てきます。それを調整しながら工程に支障が出ないように進めていくのが私の仕事なのですが、時には発注者との協議を繰り返していく中で、納得してもらえる内容の提案がなかなかできない時は苦しいですね。それは場合によっては近隣住民との協議においても起こり得ます。
そういう時は幾日も悩んで色々な人に相談したり色々な方法を考えたりします。そういう意味ではやはり経験がものを言う仕事だと思います。
これから学びたいことまたは目指していることは何ですか?
ドローンやICT建機など土木現場にもどんどん新しいこと導入されてきていますが、それらの使い方を専門の方や若い人に教えてもらい、少しでも現場の効率化や品質向上に役立てば良いと思いますし、自分自身も身に付けていきたいと考えています。
現在の仕事でのやりがい、またはこの仕事をやっていて良かったと思うことを教えてください。
竣工検査の時、検査官に「この現場は合格です。」という一言で、今まで大変な思いをしてきたこと全てが報われた感があります。ホッとしますね(笑)
つい先日まで2年間にわたり耐震補強工事を行ってきた現場がありますが、その現場は現場周辺が狭小な場所で、さらに近隣に住宅もあってさまざまな問題がありました。日々問題の連続のような現場でしたが、最終的には周辺住民の方々の理解と協力もあり、それを完工できたことはこの業界に入って30年近くなりますが最も印象に残る現場でした。悩んだことも多かった分、やり切った感は大きかったです。
ある一日のスケジュール
- 08:00
- 09:00
- 10:00
- 12:00
- 13:00
- 15:00
- 16:00
- 17:00
- 18:00
- 現場にて 朝礼・KY・ミーティング
- 朝礼・KY・ミーティング
- 現場巡視・進捗確認・安全確認
- 現場事務所 内業
- 昼食・休憩
- 現場事務所内業
- 現場巡視・進捗確認・安全確認
- 現場事務所内業
- 翌日の打合せ
- 現場事務所内業